【那覇市】沖縄戦後80年・ベトナム戦争終結50年祈念「ベトナム、記憶の風景」の展示会は、1月18日まで開催しています!
沖縄戦終結から80年、ベトナム戦争終結から50年という大きな節目に合わせた、非常に意義深い展覧会が沖縄県立博物館・美術館で2026年1月18日(日)まで開催中です。この展覧会「ベトナム、記憶の風景」は、かつてベトナム戦争の出撃拠点となった歴史を持つ沖縄で、ベトナムの激動の近現代史をアートを通じて見つめ直す企画展です。
展覧会は4つの章で構成されており、ベトナム近代美術の誕生から現在までの歩みを体系的に辿ることができます。
1. 琉球・沖縄とベトナムの交差点
沖縄とベトナムは、古くから交易や歴史の中で深く関わってきました。当館の収蔵品の中から、二つの地域のつながりを示す作品を紹介し、展示のプロローグを飾ります。
2. 「ベトナム近代美術」の誕生と展開
フランス植民地時代の西洋教育の影響を受けつつも、ベトナム伝統の「絹絵」や「漆絵」を融合させた独自のスタイルを確立。伝統と革新が混ざり合う、美しい初期近代作品が並びます。
3. 戦時下の記憶と表現
ベトナム戦争という過酷な状況下で、美術家たちが手にしたのは筆と紙でした。戦場での日常や人々の姿を描いたスケッチなどは、単なる美術品を超え、生々しい「記憶の記録」として私たちの心に訴えかけます。
4. 未来へつなぐ保存修復プロジェクト
貴重な文化財を次世代へつなぐため、福岡アジア美術館や九州国立博物館などと連携した「グエン・ファン・チャン」の絹絵保存修復プロジェクトを紹介。科学的な分析と修復のプロセスを通じて、美を守る活動の重要性を伝えます。
【日時】 2026年1月10日(土) 14:00 〜 15:30
【内容】 本展の企画・監修に携わった学芸員による、解説を聴きながら、より深く作品を知ることができる機会です(当日先着順・要観覧券)
展示会は1月18日までと残り少なくなっています。新年の始まりに、アジアの隣国が紡いできた強靭で美しい記憶の風景に触れてみてはいかがでしょうか!





