【那覇市】那覇市立病院、10月6日より新病院棟で外来診療を開始しました!
那覇市古島に位置する那覇市立病院(外間浩病院長)は、老朽化に伴う建て替えが完了し、旧病院棟からの移転作業も滞りなく完了し、2025年10月6日に新病院棟での外来診療をスタートしました。
災害に強い免震構造と医療機能の拡充
新病院棟は、地上10階、地下1階建ての巨大な施設です。災害時にも機能を維持できるよう免震構造を採用し、延べ床面積は約3万8千平方メートル、病床数は470床を確保しています。
特に、高度な急性期医療に対応するため、手術室や集中治療室(ICU)が大幅に拡充されたほか、さらに重篤な患者への集中的な治療を可能とする高度治療室(HCU)が新たに設けられました。これにより、救急・急性期医療における地域の核としての役割がさらに強化されます。
小さな患者への配慮も万全
最先端の医療機器だけでなく、訪れる患者への心理的な配慮も行き届いています。特に小児科フロアには、可愛らしい装飾が施されており、病気や診察で不安を感じる子どもたちの気分を和らげる工夫が凝らされています。
アクセスにご注意:モノレール連結通路は一時閉鎖
病院棟の建て替えに伴い、アクセス方法に一時的な変更があります。
現在、旧病院棟の解体が予定されているため、モノレール駅と直結していた連結通路は使用できなくなっています。来院の際は、周辺道路を利用する必要があります。モノレール駅へ直結する新たな通路は、2027年度末に完成する予定です。

左側:新病院棟、右側:旧病院棟
那覇市で一番大きい病院のため通院される市民も多いことでしょう。新しくなった那覇市立病院が、安心で質の高い医療と快適な環境を通じて、市民の皆さんの健康を力強く支えてくれることでしょう。通院や治療を受ける方々が、少しでも明るく前向きな気持ちになれるといいですね!
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